ソフィとママの日記

2004年07月01日（THU）

ＢＢＳ、ちょっとの間お休みします。

さぁ、また夏がやってきたよぉ～～～♪
ソフィ、早く元気になって海に行こうね～～～♪
お風呂場よりも、もっともっと気持ちよくてサイコーだよ～♪

**************

ソフィーズハウスのＢＢＳを、しばらくお休みすることにしました。
みなさんゴメンナサイ　m(_ _)m ずっと続けたかったんだけど…
必ず復活するから忘れないでね～
～(^∧^)、オ、ネ、ガ、イ。

隠さずに言うと、ソフィはほとんど食欲がなくなっている。ごはんは、生肉やレバーを人肌ぐらいに温めて少しずつあげている。これなら食べてくれるから～たくさん食べてくれたときはホントに嬉しいんだよ～♪

薬やサプリメントを飲ませるのも、ひと工夫もふた工夫もしなければならないから結構大変なんです。えへへ。。でもトマトやスイカなどはもう食べようとしないなぁ。

きっと治ると信じている。がんばるよ。絶対に。
でも、時々ソフィに隠れて泣いているんです。我慢できなくて…えへへぇ。。

みなさんの応援のおかげで、ここまでガンバッテ来られたんだから、これからも負けずにがんばります。応援よろしくぅ～～～～～～～！！！お願いします。

ソフィの調子がいいときは、みなさんのＢＢＳにオジャマするじょ～～～♪
そんときゃヨ・ロ・シ・ク・ぅ！！！！！

この日記も、書ける限り書いていこうと思っています。
ときどき覗きに来てもらえたらウレシイです。

2004年07月02日（FRI）

げんきだよ～～～♪

１分もかからずに平らげていた頃に比べると、最近のごはんの時間はお上品なディナータイムのようだ。ゆっくりと少しずつ食べている。

今日はとても元気。家の中を動き回ったりオヤツのオネダリもしている。
プレン・ヨーグルトと牛乳、スイカなどソフィが食べそうなものを買ってきた。乳製品はガンにはあまり良くないんだけど、栄養のあるものを何でもいいから食べさせないと、エイリアンと闘うパワーも出て来ないからね。

今日食べたのは、生牛肉１００ｇ、ヨーグルト、牛乳、レバー、納豆、炒り玉子など。たくさん食べたね。本当にいい子いい子。でも、野菜類やお豆腐は匂いを嗅いだだけで顔を背けてしまう。ピタミン補給も大切なんだよソフィ。

近所を少しだけお散歩すると、いろんな人が「ソフィちゃん、どう？」「よくなった？」と心配して声をかけてくれる。最近は「痩せたね」も…。そうだよね、今のソフィは抜群のプロポーションだもんね。おさしん撮っておかないと、ウヒッ。。
～(;^_^A アセアセ…

今日みたいな日が、ずっとずっと続きますように。

※写真は、お昼寝中（？）のソフィたん

2004年07月03日（SAT）

モーツァルトを聴かせよう！

今日もアツアツあっつぅ～～～ぅい～～～(;^_^A

煮出したレバーをあまり食べようとしなくなったから、新鮮な生レバーを買いに行った。レバーを生で食べさせたら割と抵抗なく食べてくれた。貧血を改善するためには造血効果の高い食べ物が必要だからね、ソフィ。ブロッコリなどの野菜も一緒に買って帰る。

ソフィは今日も元気に過ごしている。
オシッコもちゃんとしてくれる。ただ、腎機能が低下しているから透明に近い色になっているけど。

テレビの特番で、モーツァルトの音楽は免疫力を高めるって学者さんが言っていた。もらったぁ！さっそく、家にあるモーツァルトのＣＤを編集してＢＧＭにして１日中流すようにしよう。

その昔、ソフィがハイパーなお子ちゃまだった頃、ハイパー過ぎて持て余すようになったらモーツァルトのＣＤ（それもピアノ協奏曲）をよくかけていた。すると、不思議なくらい落ち着いて静かになってくれるのだ。今でも、野菜・果物の栽培や魚の養殖にまでモーツァルトの音楽を取り入れているのをよく聞くけど、ソフィにもこれは確かに効果があった。

ピアノ協奏曲の他には弦楽四重奏曲も効果があったよ。ただ、オペラは全然ダメだったなぁ。。…最近流行っている沖縄系の歌も効くような気がするんだけど～。

2004年07月04日（SUN）

もう傷跡が分からないよ～ソフィ　♪

見て見てぇ～～♪
手術で剃られたおなかの毛が生えそろったよ！！！

３回も大きな手術をしたから、きれいな薄ピンク色だった自慢のお腹が、黒くなってシミもできちゃったね。でも、もう手術の傷跡も分からないよ～よかったねソフィ。女の子だから傷跡が気になってたんでしょ？あはぁ～

朝から病院に電話していろいろとアドバイスを受けた。症状、お薬、オシッコのこと、微熱のこと等々、、。先生は遠いから…片道１時間半、混んでたら２時間も車に乗せたら体力が消耗するし…と言うことだったが、結局２～３日中に病院へ行くことに決まった。ソフィの体調のいいときに。

詳しく症状を聞いたあとで先生は「胃にもガンが転移している可能性がある」とのこと・・。ショックだな。。。。。

でも、もう何があっても絶対にソフィのお腹を剃って検査したり手術したりしないからね。
絶対にそんなことはさせたくないよ！

モーツァルトの音楽を約８時間ぶんＣＤからパソコンにダビングしてもらった。エンドレスで流せるようにパパしゃんに設定してもらう。スピーカーも少し大きくて音のいいのに替えてもらった。
ソフィたん、よ～～～～～く聴いてちょ～～～～！

さて、今からお買い物。ブロッコリも食べてくれたからメモメモ～♪

2004年07月05日（MON）

秘密の薬草を食べてきたよ。

ソフィは今日もとっても元気！！

昨日、午前中に降った強い雨が上がってとっても涼しくなったから、夕方からソフィの大好きな公園へ遊びに行った。

嬉しそうにクンクン・クンクン久しぶりだね。でも油断してたらフェンス際の雑草の新芽をムシャムシャしているのだ～コラコラぁ～～～！　と、止めさせようとしたけど、思い直してそのまま食べさせた。食欲のないソフィが食べたいのだから、ひょっとしたら秘密の薬草なのかもしれないし。ウヒィ。。１０㎝ほどの草を１０本以上食べたと思う。
σ(^◇^;)

帰り道は、２０メートルぐらい歩いては立ち止まり休憩しながら、ゆっくりゆっくり帰った。とっても楽しかったぁ～～ヽ(^0^)ノ

もう、煮出したレバーを全く食べなくなってしまったから、今日はレバーとお米と玉子などでハンバーグ風に焼いてみた。大成功！おいしそうに食べている。V(^-^) ヤッタ♪

いつも同じ味は飽きるのかも知れないなぁ。調理方法を工夫して目先を変えることも大切なんだなぁ～ウンウン納得メモメモ。。￠（・＿・。）フムフム

2004年07月06日（TUE）

ソフト・クッキーを完食！

朝から、ひじき＆レバーのやわらかクッキーを焼いた。
ソフィ、ひじきもレバーも栄養たっぷりなんだからがんばって食べようね～♪
材料は、鶏レバー・ひじき・ご飯（ライス）・小麦粉・たまご・バジルなど。
食べるかチョット心配だったけど、おいしそうに食べましたぁ～♪＼(^O^)／

ということは…。
このクッキーはおいしそうに食べるのに、煮込んだだけのレバーを食べないのは、そのまんまだと強烈なレバーの匂いが鼻につくからかも知れないなぁ。最近は固いものとかクセの強い食べ物はあまり食べたがらないし。

ソフィのごはんは、体に負担をかけないように１日に６～７回に分けて少しずつあげている。でも、ソフィは単純に回数が増えて「ラッキー♪」と思っているに違いない。ウシシシ～

昨日から、しんどそうにグッタリしていることが少なくなった。熱も下がっている。モーツァルトが効いているのかにゃ～♪♪♪

2004年07月07日（WED）

七夕様にもお願いしよう。

朝６時、ソフィの様子がおかしいなと思ってたら、突然吐いた。

朝４時頃に食べたレバー・クッキーや炒りたまごなどに混じって、４日に食べた草や、驚いたけど消炎剤がまるごと３粒。消炎剤は朝夕あげているから５日の夕方に飲んだ薬から消化してなかったことになる。

ミルクとご飯（ライス）以外は何も食べてくれない。それもほんの少しだけ。病院は遠いので今の状態では体力的に無理そうだから、明日まで待ってから連れて行こう。少しでも回復してくれるといいんだけど。

ソフィの好物をあわてて買いに行って、いろんな食材を工夫しながら食べさせてみるけど、なかなか食べようとしない。食器に入れると食べないから、軽く焼いた牛肉を細かくちぎり手のひらに載せて少しずつ食べさせた。ブロッコリもあとから食べてくれた。

夕方、外で排便。形にならないくらいの軟便、オシッコは透明に近い黄色。

シロウトがいろいろ判断するのはアブナいから、明日、先生によ～くみてもらおう。
今日はゆっくりと休むんだよ。
おやすみ、ソフィ(_ _)(-.-)(~O~)ファ…(~O~)(-.-)

＊今日、ソフィが少しだけでも口にしたもの
ご飯・焼き牛肉・ミルク・ブロッコリ・炒りたまご・バナナ・レバークッキー

七夕様、ソフィの病気を治してください。お願いします。

2004年07月08日（THU）

どうしたの？？？　ソフィ？

ソフィは今日も、あまり元気がなかった。
夜１０時、ふらふらしながら起きてきたソフィが、突然ハイになった。私にまとわりついて何かを訴えている。でも、いつもと様子が違う。どうしたの？ソフィ？おやつ？おしっこ？

テンションが上がったままのソフィは、猫ちゃんが背伸びをするように背中を丸めている。おなかが痛いの？ハァハァ、息づかいがとても荒い。ときどき、手足もガタガタ小刻みに震えている。
ソフィを鎮めるために、オヤツをあげたり外に出たり、ナデナデしたり、考えられることは全部してみたけど落ち着いてくれない。どうなってしまったの？ソフィ？？？？？

少しずつ、落ち着かせながら朝まで見守った。やはり今日、無理してでも病院へ連れて行くべきだった。ずっと後悔していた。体調もあまり良くないようだったから、病院へ行くのを１日延ばしたのだ。

朝になったら、すぐに病院へ行こう。

2004年07月09日（FRI）

病院へ…

朝７時に自宅を出発。９時に病院へ着いた。

血液検査、エコー他、触診、鎮痛剤と消炎剤を注射、点滴。
点滴が終わる頃には、元気を取り戻してウロウロ・ウロウロ、もうチョットで終わるから動かないでけろ～～～。

点滴が終わったのは、１２時をまわっていた。
ソフィ、よくがんばったね。ホントにホントにいい子だったね～♪

+++++診察結果

◆腎臓は、かなりよくない。２～３日おきに点滴が必要。
◆肝臓は、腫瘍の直径が６センチぐらいになっていた。しばらくストップしていた強肝剤を服用すること。
◆手足の震えやもどかしくなった足もとの原因は、脊椎か骨盤にガン細胞が転移しているため。これもどうにもできない。震えじゃなくて痺れていたのだ。症状が進むと終いにはマヒしてしまうらしい。
◆貧血も改善がみられない。
◆背中を丸めて猫ちゃんのように背伸びするのは腹部が痛いとき。椎間板ヘルニアのときもこんな症状が出るらしい。
◆食欲がなくなったのは、機能が低下してしまった腎臓のせい。食欲を増進するお薬を消炎剤に混ぜて服用することに。腎不全用の活性炭素も継続して服用する。

脊椎と骨盤のＣＴ検査はしないことにした。先生も、全身麻酔でリスクをおかして検査してはっきり確認しても、治療ができないからその方がいいとおっしゃった。

+++++

ソフィは少し元気を取り戻した。とりあえずよかった。。
２回目の点滴は１２日（月曜）。次回からは、自宅から１０分ぐらいで行ける病院ですることに。

ソフィ、ごめんね。ほんとうにごめんね。
今まで私は、何を看病してきたんだろう・・・・・・

2004年07月12日（MON）

”ふぅふぅ”するからチョット待って！

点滴とお薬が効いているのか、昨日からソフィの食欲がすこし戻っている。

炊き立てのご飯を食べさせようと、手のひらに少し取って「ふぅふぅ」して冷ましていると、もう待ちきれなくて私の口元までマズルを近づけてくる。うれしい。これがいつものソフィだよ。

食欲が全くないときは、薬を飲ませるのも苦労するんだけど、それも今日は楽チン楽チン～♪

ソフィ、今日は何して遊ぼうか？

2004年07月13日（TUE）

ご飯も大好き～ＬＯＶＥ☆彡

今日は暑かった。でも、新潟あたりは凄い大雨。ネットのお友だちのとこは大丈夫かなぁ。心配だよ。

ソフィは、今日も食欲をキープしている。やっと思い出したのかにゃ～♪
最近は、鶏肉やレバーなどを入れたお好み焼きを毎日焼いている。小さい頃からドッグ・フードを食べてきたからなのか、小麦粉がベースの食べ物は好きみたい。

人間も５歳～１３歳頃に食べていたものを一生食べていくらしいけど、ソフィの場合もきっとそうなんだろう。
でもソフィは、お米（ごはん）も大好きなんだよね～♪？？

ハァハァ・ハァハァ、いつも息が上がっている。それも早くて浅い。貧血も影響しているんだろうけど、見ていてとてもつらい。でも、ソフィはもっとつらいんだからガンバらなくては！

そういえば、ソフィが体調を崩してから来月でまる２年。今思うとあれ以来、何をするにもいつも心のどこかで”ヒヤヒヤ”心配ばかりしていたような気がする。えへっ、少し反省＼(__ ) σ(^◇^;)

2004年07月14日（WED）

薬の効き目が　ヒロガル・ヒロガル～♪

今日も暑くなりそう。
食欲はあるし、めずらしく朝から元気にしている。歩きかたもしっかりしている。

「じゃ、行こうか？」、それを聞いてソフィはしっぽを振っている。大急ぎで支度してお気に入りの公園へ行った。５分ぐらいお散歩する。涼しくて青葉がまぶしくてとっても気持ちいい。ソフィもきっと楽しかったと思う。

クンクンしていても、草の先っぽなどが少しでも鼻に触れると「ピクン」として顔を背ける。最初は過敏になってるのかなと思っていたんだけど、こないだ先生に聞いてみたら脊椎に転移したアイツのせいらしい。でも、昨日も今日も手足は震えないし足取りもしっかりしているから大丈夫だよね～♪

少し気になっているのは、お水を飲むと必ずケホケホする。時には戻してしまうことも。今度、先生に聞いてみよう。食べ物はそんなことないんだけど…。それと、少しおなかが張ってきたかな。。

うちに帰ると、ソフィが久しぶりにソファをホリホリしたよ～カシャカシャカシャ
「ヒロガル・ヒロガル…、？？何が拡がるんやったっけ～？？？」あはははぁ～～～♪
あのパグちゃんの出るコマーシャル、オモロシイわ～～～

2004年07月15日（THU）

添い寝で、いつも熟睡　σ(^◇^;)

　
少し元気がないけど、今日も楽しく遊ぼうね～♪

今日も朝６時過ぎから、お気に入りの公園へ行った。車で（約３分）行って、公園で５分くらい芝生の上や遊び場を歩くだけなんだけど、ソフィはいつも楽しそうな顔をしてくれる～♪

毎日、お風呂場で水遊びをしている。と言っても、大きめの洗面器に水を入れてパチャパチャ・ハグハグするだけなんだけど。…もう、嬉しくてブンブンしっぽを振りながらお風呂場の中をハシャギまわったりしない、あくまでもお上品にお遊びになるでごじゃりまする。あはぁ～

水を飲んだらケホケホするのは、よ～く観察していたらその逆で、何かを戻したいようになるから水を飲んでいるようだ。ミルクやレバースープを飲んでもケホケホしたことないし。。

食欲も薬のおかげで戻っているけど、１日中ほとんど動かないからカロリー・オーバーになるかもしれないなぁ。少しだけごはんの量を減らすことにした。

夜になっても、今日は寝てばかり。添い寝をすると、わたくちもすぐに熟睡してしまうんだよね～アブナイ・アブナイ、ブロッコリもレバーも茹でておかないと明日の朝が…σ(^◇^;)

2004年07月16日（FRI）

.....ZZZZZZZZzzzzzzzzz,,,,,,,,

　
ふぁ～ァァ～～～(_ _)(-.-)(~O~)ファ…(~O~)(-.-)　(-_ゞゴシゴシ
ネムい、眠りたい。。。
夜中も、オシッコなどで３時間おきに起こされるから、チョビッと寝不足気味。。

朝食のトーストを少しだけソフィにあげた。塩分が多いからなるべく食べさせないようにしてたんだけど、でも、ソフィは大好きだもんね♪　少しだけだよ～～ん。。
自家製を焼いてあげたらいいんだけど、前になかなか上手く焼けなくて懲りてしまってそれ以来作ったことがないのだぁ。ぶはぁ～～σ(^◇^;)

正直に言えば、最近、わたしはあんまり病院へ行きたくない。いや、行くのがコワイような気持ちになる。向き合いたくない現実を容赦なく聞かされるから…。

でも、治療は絶対に必要だから行ってるけど。

それに、だいぶ前からだけど、大病のワンコのお話やテレビ番組はなるべく避けて通るようになってしまっていた。心のどこかでソフィと重なってしまい無意識に”悲しすぎる、見ていられない”…。

もっと強くなりたいと思う。自分なりにがんばってはいるんだけど。
今は、、う～～ん、少しは強くなったかな、えへへ。。

ソフィの調子は、まぁまぁってとこ。
久しぶりにソフィの画像を加工してみた。これは昨日のそふぃたん。

2004年07月17日（SAT）

…元気を出して！

朝からソフィの吐き気がなかなか止まらない。食べ物を食べても水を飲んでも、ゲホゲホ苦しそうにしながら吐こうとする。でも、吐き戻したりはしない。グッタリとして元気もなくなっている。

午後から市内の病院へ静脈点滴に行った。でも、家に帰ってからも元気が戻らない。頭と手足も震えている。食欲も全くないし、水も飲もうとしない。痛みや吐き気のせいか眠れないようだ。朝までそばで体をさすってあげながら見守ることにした。

これ以上悪くなったらすぐに高速を飛ばしていつもの病院へ連れていこう。

今日、点滴に行った病院は、２年前ソフィのクッションに血が少し付いていたから、何だろうと思って連れていった病院なんだけど。血液検査やエコーを見てもはっきりと原因が分からなかった。

ただ、赤血球がかなり減っているから少し様子を見ましょうということになっていたが、その時は子宮蓄膿症の初期症状かもしれないということだった。これは他の病院でも同じような診断結果だった。そして、４日後に突然ソフィが倒れたのだ。。

…しっかりしたとてもいい先生なんだけど、やっぱりガンの早期発見は本当に難しいのだなと思う。

2004年07月18日（SUN）

だいぶ痩せちゃったなぁ…

症状は一向によくならないし、吐き気も細かい震えも止まらない。病院へ行こう！

朝７時前に出発。
高速を走っていると、突然ソフィの全身が震えだした。歯がカチカチと鳴るくらい頭も大きく震えている。パーキングで休むかそのまま病院へ急ぐか迷ったけど、早く病院へ行った方がいいと思い、震えるソフィを抱いて鎮めながら先を急いだ。１０分ほどで震えはおさまった。９時前に病院に到着。

先生の診断は、腎臓でキレイに濾過されないまま全身に血液がまわるから、その影響で発作が起きるのでしょう。吐き気や食欲がないのは、もう内臓全体にガン細胞が広がっているから…
末期ガンの症状…とのことだった。

発作を止める注射、大量のステロイド投与（注射）、鎮静剤等々あわせて４～５本の注射をして、その後で腎臓の静脈点滴をする。点滴中も約２０分ごとに発作が出る。シッカリ抱きしめながら点滴のチューブが外れないようにしれければ。。でも、だんだん鎮静剤が効いてきたのか後半は半分寝ているような感じで静かに点滴を受けていた。

昼の１２時半頃に点滴が終わった。たどたどしいけど少し歩けるようになっている。シッポも少しだけ揺れている。嬉しくて涙がポロポロ…。ご褒美に先生からチキン・ステーキをもらう。「あ痛ぁ～」、うひゃ！先生の指までパクリ。ゴメンなさ～～い、でも食欲が戻ったぁ～～～♪

今、時計の針は夜１１時過ぎ、ソフィは静かに寝息を立てている。
夕方に、お向かいの奥さんが活性水素水を持ってきてくれた。いつも感謝しています。近所の人たちもいろいろと心配してくれる。
ネットで親しくなったたくさんのお友だちにもいつも応援していただき、励ましてもらってほんとうにありがとうございます。心から感謝しています。日記の中からではありますが、心よりお礼申し上げます。

こんなにたくさんの優しい人たちに囲まれて、ソフィはほんとうに幸せものだと思う。でも、これからがもっと大変になるだろう。元気も食欲も投薬で一時的に回復したように見えるけど、病状がよくなっている訳ではないのだから。うん、奇跡を信じてがんばろう。

体重は２６.１kg だいぶ痩せちゃったよ。
写真は、点滴中の今日のソフィ。

2004年07月19日（MON）

ソフィがネムネムの間に日記を書こう。

外は真夏。

昨日の薬の効き目が薄れてきたのか、今日のソフィはほとんど動かない。でも、食べ物は少しずつなら食べてくれる。

勝手口のチャイムも電源を切った。ピコピコ鳴ると、歩けないのに立ち上がろうとして危ないから。

食べ物は小さくして手のひらにのせてあげているけど、最近は時々間違えて手のひらをカプリとするときがある。噛む力もだいぶ弱っているから痛くはないんだけど、感覚がだいぶ鈍ってきている感じがする。

この２年間、フロントラインはほとんど使ったことがない。コワくて使えなかった。だから、お散歩のあとはノミ・ダニの全身チェックを欠かせなかったんだけど、この作業はけっこう大変でお散歩の時間よりも長くかかるときも。ふぅ～。
しかし、今年はまったくノミ・ダニがつかない。薬漬けに近い状態だから敬遠するのか、本能的にソフィの病気を彼らが避けているのか、本当の理由は分からないけど。

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血管肉腫は進行が早く、予後も非常に悪い。脾臓ガンの入院の時にこう言われていた。
数日前に点滴のために行った病院の先生は、ふつう血管肉腫の予後は２ヶ月ぐらいです、アガリクスなどが効いたんでしょうねと言ってくれた。

抗ガン剤も、効く子もいるし逆に副作用で寿命を縮めるケースも多いらしい。一般的に血管肉腫にはあまり効果がない、とも。

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日記を書くのはとてもつらい。
でも、ソフィとわたしの大切な大切な時間を書き留めておきたい…。

※追記
夜９時ごろ、下利便と一緒に出血した。鮮血もポタポタ落ちた。夜中の１時頃、水溶性の下利便と一緒に血の固まりと鮮血が出た。

2004年07月20日（TUE）

ソフィ、気をつかってるの？？

昨日の夜、ソフィがおしりから出血した。
ポタポタ鮮血が落ちて、血の固まりも混じっていた。回数は、夜９時と深夜１時の２回。

今日もずっと寝ている。
ごはんは、朝と夕方に少し食べた。ソフィはイヤイヤだったけど、「食べないとおかあさんが泣くから」…わたしに気をつかっているように見えた。水も食べ物も、飲み込むのが苦しいみたい…。

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わたしはずっと泣いていた。ソフィにもバレバレ…。。
でも、ソフィの笑顔が見たいからがんばろ…

2004年07月21日（WED）

痛いの痛いの飛んで行け～！

病院で、ステロイド他を注射してもらった。
今日はほとんど何も食べなかった。

痛みだけでも和らげてあげたい。

2004年07月22日（THU）

水遊び～♪

フラフラ歩いて危ないから、体を支えてあげながらお風呂場まで連れて行って、ソフィの目の前で水をホースでパシャパシャする。それにつられてハグハグ～♪こうすると、お水を飲んでくれる。

先生から言われたから、お薬を口の中に入れて飲み込ませた。ごめんね、ソフィ。つらいけどがまんするんだよ。
でももう、注射や点滴をしてもあまり元気にならないし食欲も戻らない。

お昼頃に、発作が起きた。頭を上下に振っている。落ち着くようになだめながら鎮まるのを待つしかない。１０分ほどでおさまった。

パンとお焼きを少しだけ食べてくれた。
そふぃたん、お味はいかがぁ～？

2004年07月23日（FRI）

どっちがいいんだろう？

きのうの夜９時頃と今朝の７時頃に、またソフィの体が震えた。
どちらも１０分ぐらいでおさまったけど、耐えられないほど時間が長く感じる。

きのうの夜遅くに先生から電話を戴いた。「どうですか？」
ソフィの病状を説明してアドバイスをしてもらった。できれば、遠いけど今日の夕方からいつもの病院へ行こうと思っている。

近場の病院では、院内のスペースのせいもあると思うんだけど、点滴の時は「お預かり」になり付き添うことができない。診察室と部屋続きのせまいケージの中に３時間も閉じこめられたら、ストレスで逆に悪くなりそうな気がしてあまり行く気になれない。…無理にお願いして付き添っているんだけど、ムリばっかりは言えないし。

かと言って、今のソフィを車で片道２時間かけていつもの病院へ連れていくのも負担が大きいし。。
いつも迷ってしまう。

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きのうの昼から何も食べていないから、ソテーした鶏ムネ肉、炒りたまご、ライス、ミルクをミキサーにかけてペースト状にしてソフィの朝ごはんを作ってみた。指先に少しずつ取って口の中に入れてあげたら嫌そうにしながらだけど、大さじ３杯分くらい食べてくれた。水分は、コットンパフにポカリスエットを含ませて上唇を拭くようにしてあげている。

2004年07月24日（SAT）

好きなものを食べられるんだよ、ソフィ。

きのうは夕方から病院へ行って副腎皮質ホルモンなど３本注射。

今日も、朝から病院へ行く。
強肝剤、Ｈ2ブロッカー、ステロイドなど４～５本注射する。体温が低すぎて静脈点滴はできないので、皮下点滴になる。ビタミン、ミネラル、糖質なども投与。

朝７時にオシッコ、正常だった。朝１０時頃と昼１２時半頃に、頭が震えた。

お薬は中止することになった。「お薬より、好きなものを食べさせて下さい。何でもいいですよ」と言われるけど、もう何も受けつけなくなっている。今日も何も食べないし水も自分では飲もうとしない。

＜今まで飲んでいた薬＞
・コバルジン　・グリチロン　・タチオン　・プレドニン　・ダーゼン　・漢方薬

体重２５.４kg、体温３７.１度

2004年07月25日（SUN）

公園へ行ってきたよ！

けいれん発作は、明け方から２時間おきに起きるようになった。

朝６時半、ソフィのいちばんのお気に入り公園へ行く。駐車場からは抱きかかえて公園の中へ。もうお散歩はできないけど、せめて見せてあげたくて。
遊び場の水道で水を飲んだ。自分から飲もうとしたのは久しぶりのこと。

そのあと、公園で少し血を吐いた。
午後１時過ぎ、大量の血を吐いた。
午後４時頃、赤黒いタール状の液体（血便）がおしりから大量に出た。
午後７時過ぎ、３回目の吐血。

ソフィはグッタリとなって寝ている。けいれんは、２回目の吐血の後は起きていない。

2004年07月26日（MON）

７月２６日　午前９時１５分

ソフィは天に召されました。

2004年07月29日（THU）

みなさん、ほんとうにありがとうございました。心より厚くお礼申し上げます。

ソフィも私も、みなさんの暖かい励ましと応援があったからこそ、ここまで頑張ることができたと思っています。

昨日（２８日）、ソフィのお葬式をしました。読経のテープが流れる中、ソフィの躰も天に昇っていきました。
今日は、みなさんから戴いたメールやＢＢＳの書き込みを、１通ずつ読んでは涙を流して中断する…そんなふうに過ごしています。もちろんソフィもいっしょに…きっと私のそばに座っているはずですから。。

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昨日までのメモを少しだけ書きます。

◆７月２４日

19:30
お義父さんがひょっこり、お見舞いに来てくれました。ソフィはもう、ほとんど動けなくなっていたんだけど、急に立ち上がってヨロヨロしながら玄関の方へ歩いて行きました。私はソフィの腰を支えながら付き添いました。

お義父さんは、ソフィのことやいろんなことを話していました。ソフィはお義父さんのそばにフセして私たちの話を聞いていました。お義父さんは終始上機嫌で１０時半頃に帰りました。「お気をつけて」「うん」。。それが最期の会話になろうとは…。

「今日は大好きなおじいちゃんが来てくれたね～♪」とソフィに言いました。最近は体調がすぐれなくて３週間ぶりの来訪でした。

◆７月２６日

04:00
ソフィの状態はかなり危なくなっていて、体をさすったり呼びかけながら看病を続けていました。そこへ１本の電話が入り、それはパパの実家からで、お義父さんが倒れて救急車を呼んだとの連絡でした。けいれんするソフィを抱いていたパパは、迷いながらも義弟に付き添いを頼みました。

06:30
ソフィの呼吸が停止しそうになったから、「行ったらダメ！」慌てて二人でソフィの体を揺り動かして泣きながら叫び続けました。すると、少しずつ呼吸が戻ってきてくれました。

07:00
病院にいる義弟から電話で、お義父さんは脳梗塞で後遺症は残るかもしれないけど命に別状はないとの連絡。少しだけほっとしました。ソフィの状態はまた悪くなっています。呼吸するのが苦しそう。浅く早くなっています。

08:00
隣に住んでいる母が看病に来てくれました。ソフィは母を見ても反応がありません。また危なくなってきています。とても苦しそうです。

09:15
「こわくないよ」　「ゆっくり息をしなさい」　「だいじょうぶだよ」　…やさしく耳もとでささやいてあげました。さっき呼び止めたばかりに、また２時間以上苦しめることになったから、それをずっと悔やんでいたんです。もう、じゅうぶんがんばったよね、ソフィ。

そして、ソフィは静かに息を引き取りました。

ソフィを抱いて、大声で泣き叫び続けました。
どれくらい泣いていたんだろう。

11:00
病院の義弟から、お義父さんの容態が急変したから至急来てくれとの連絡をもらい、パパは大急ぎで病院へ向かいました。とても悪くて今日明日かもしれないとのことでした。

12:00
お花とソフィの好物を買いに行きました。ソフィは、躰をキレイに拭いてあげてベッドに寝かせています。とってもやさしい顔で微笑んでいるようです。いつものソフィの表情に戻っています。ソフィは寝ているだけ…そうとしか思えませんでした。

23:30
今日は、ずっとソフィのそばで泣いていました。パパは病院と家とを往復していましたが、お義父さんの状態が落ち着いたから看護士さんに緊急連絡だけを頼んで帰って来ました。パパもこの１週間はまともに寝てないから…。

◆７月２７日

02:30
お義父さんが他界しました。。あまりにも突然で言葉も出ません。パパはもっとショックだったと思います。

お義父さんは、お通夜が今日で２８日が本葬と決まりました。
ソフィのお葬式もペット霊園に２８日に予約していました。ソフィを少しでも長くそばに置いておきたかったから…。

18:30
式場で、お坊さんが来られてお義父さんのお通夜が始まりました。
そして、読経の後でお話をされました。「永遠の別れはないんです」「またいつの日か必ず会えます」…お坊さんの言葉が心にしみ入りました。

祭壇に安置されたお義父さんに、「ソフィが少し先を歩いていますから…いっしょに遊んでやってください」と、お願いしました。

19:30
式場から家に帰りました。「ソフィ、寂しかったでしょう。お義父さんにお願いしてきたよ」。パパが、「あの日は、ソフィと待ち合わせの場所を打ち合わせに来たのかもしれないなぁ」。明日は、ソフィにリードも持たせてあげよう。おじいちゃんが使うから。。

今夜はソフィのお通夜です。

◆７月２８日

12:00
お義父さんの本葬が始まりました。告別式が終わると中座して、パパと２人でペット霊園へソフィのお葬式をするために車を走らせました。

14:40
ソフィのごはん、オヤツ、おもちゃ、バンダナ、それにリードと首輪などたくさん持たせてあげました。「すぐ後からおじいちゃんが来てるから探しに行くんだよ。リードはいつものように口にくわえてね」。

ソフィの躰も天に昇っていきました。

ありがとうソフィ

16:30
お義父さんの葬儀は、精進落しの会場に移っていたので、両手で抱けるように小さくなったソフィと一緒にそちらの会場へ向かいました。

入るとすぐに、喪主のお義母さんとお義兄さんが「ソフィを父の横に置いてきなさい」と言ってくれました。祭壇に、お義父さんの横に並べてソフィを置いて出席していたみなさんにお別れをしてもらいました。

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でも、まだ信じられません。ソフィがいないなんて…。

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